口の中には主に次のような病気があります |
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●虫歯 Dental Caries
虫歯はおこるには、次に挙げる3つの条件(歯、糖質、虫歯菌)および時間が関係してます。
歯の表面に磨きのこしが長時間のこったままになり、そこにムシ歯菌(ミュータンス菌など)が
繁殖してプラークができます。これが虫歯の原因になります。
歯の表面のエナメル質はハイドロキシアパタイトCa10(PO4 )6(OH)4 (リン酸カルシウム)という
結晶からできています。
その結晶が分解されて(虫歯の原因菌が糖分から作り出す酸によって溶かされて)カルシウムが
溶け出す(脱灰)ことです。
ムシ歯の進行C0,C1,C2,C3,C4という「ムシ歯の進行の度合い」をお聞きになったことがある
でしょう。
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C0,C1 ……エナメル質内(C0は表面だけ)
C2…………象牙質にとどく(ここで初めて痛む)
C3…………歯髄(神経)にまでとどく
(歯髄炎→歯根膜炎)
C4…………抜歯が必要
C0,C1は特に削ったりする必要はなく、
フッ素塗布などで進行を抑えられる可能性があります。
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●歯髄炎 Pulptitis
虫歯(ウ蝕)が進んで歯髄(神経)までとどき、歯髄が炎症を起こした状態。
症状としては、まず熱いものがしみだしそのうち夜中に痛みます。
我慢すると一度この痛みは消えます。そして突然激しい痛みがくるのです。
痛みをとるには「歯髄をとる(神経をぬく)」治療が必要となります。
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●歯根膜炎 Periodontitis
歯根膜とは、歯と歯槽骨(歯を支えているあごの骨)をつないでいる組織です。
その役割は、物をかむときの骨への圧力を和らげるクッションの役目と噛み心地を脳に伝える
センサーの役割の二つが主だったものです。
歯髄の炎症や感染が歯根膜にまで及ぶと歯根膜炎になります。
歯が浮く感じがしたり、骨へのクッション機能がなくなるために、咬む力に耐え切れず痛くて
咬めないということになります。
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| アゴの骨をおおって守っています 歯を支えているアゴの骨 |
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●歯肉炎 Gingbarisから歯周病(歯槽膿漏)
歯肉にプラークが長時間残ったり、歯肉に触れる歯の表面に歯石がたまった状態が続くと、
そこにすみついた微生物がだす毒素によって歯肉炎が起こります。
時間が経過すると、プラークに唾液や歯と歯肉の隙間からでる浸出液の中のカルシウムや
リンなどが取り込まれてかたくなります。これが歯石です。もともとはプラークですから、そこに
住む微生物がつくる毒素によって歯周組織(歯茎、歯根膜、あごの骨)はダメージをうけます。
歯肉の上(見えるところ)に付着するものを「(歯肉)縁上歯石」歯肉に隠されたところにできる
ものを「(歯肉)縁下歯石」と呼びます。
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歯肉炎が進むと・・・ |
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歯肉の炎症は、自然に治ってしまうことはありません。
そのままにしておくと炎症の影響で歯肉に被われている
歯周組織が壊れていきます。
歯周組織が壊れ始めるのが歯周病(歯槽膿漏)です。 | |