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●口の中の状態
・記録(不快症状あればそれも)…他人(または歯科医)につたえるために用語が必要
・残存歯(残っている歯)……………できれば部位、だめなら「左右上下前後X本」など
・入れ歯(義歯)の有無……………できれば形をスケッチ(歯科医に相談するときに有効)、
入れ歯の部品の名前。
●清掃
・歯磨き(歯ブラシの種類、改良)
・入れ歯「義歯」(ギシ)の管理
・着脱(取り外し)
・清掃(歯ブラシ、義歯ブラシ、たわし等)石鹸使用
・痛みがある時の応急処置(安定剤、クラスプ調整など)
・使用状況(薬を飲む時ははずす等)
人の口の中を管理、清掃するわけですから、色々な意味での「意識」が必要です。
●清潔(介護する方、される方にとっても)
前後の手洗い(できるだけゴム手袋を使いましょう)
●知識(歯科医に相談するときに役立ちます)
人に伝えるために、簡単な用語を覚えてください。違和感や痛みを訴えていませんか。
どんな時(「いつも痛い」「夜になると痛い」「食事の時」等)
どんな痛み(「しみる」「ずきずきする」「腫れぼったい」等)
正常と異常の区別……歯茎や舌、頬の内側に「赤み」「腫れ」「ただれ」「噛み跡」が
ありませんか。
●加齢による変化
唾液の減少により口臭やムシバ、歯ぐきの腫れの原因になる。
●自浄作用
唾液の減少以外に、話をしない、咬まないことから舌や頬の動きが少なくなり
食べ物が残りやすい。
●角質化
頬の内側や舌の表面が白く硬くなる。歯型がついていることもある。
●手技(歯磨きなどの正しい方法)
歯ブラシするときの体位(口の中が見える状態が基本です)
状態を起こせるなら前から、寝たきりなら上(頭のほう)から行います。
●歯磨き粉はつけすぎない(歯磨きなどの正しい方法)
グリーンピースくらいの量で充分です(歯磨き粉は飲み込んでも心配ありません)
うがいができない方には歯磨き粉はつけないで、あとはお茶か水を飲ませてください。
●歯ブラシの改良
毛を抜く、ハンドル(柄)を曲げる
●義歯の清掃
・ 入れ歯用ブラシ
・ 手洗い石鹸の利用(手洗い石鹸の殺菌力を期待します。しっかり洗い流しできれば香料の
少ない、匂いがきつくないものが望ましい)、
・ 確認(目で見て汚れがなく、さわってヌメリがないように)
白い硬い汚れがあれば「歯石」の可能性があるので歯科医に相談してください。
匂いがきつい場合は、食器用の漂白剤(キッチンハイター等)を薄め10分ほど浸けておくと
殺菌、消臭になります。
市販の「浸けておく洗浄剤」は補助的なもので、基本はブラシでの清掃です。
●義歯のつけ方、はずし方(着脱)
本人ができるなら本人から習って、介護者もできるようにしてください。
本人ができない場合は介護者が着脱を行いますが、できなければ無理は避け、歯科医に
相談してください。
※注 義歯のクラスプ(針金)などでケガをした場合は、すぐに水で洗いできれば消毒薬を
使ってください。特に小さい義歯の場合、薬(特に粉薬)を飲むときに誤って飲んでしまうことが
ありますので、小さい義歯ははずすよう指導してください。口の中を見るのに懐中電灯などを
用意しておくと便利です。
●応急処置
義歯が痛く歯科医に連絡が取れないときははずしておいて、できるだけ早く歯科医に連絡して
ください。
痛みを訴える箇所にあたる義歯の裏(粘膜面)に,入れ歯安定剤を少しつけると効果があるとき
もありますがあくまで緊急処置です。 |