大人の歯に関する質問

Q3. アメリカ在住です。こちらで検診してもらったら、日本で神経の治療を受けた歯が、
すべて治療不十分で再治療が必要だと言われました。
その先生によると、神経の管に薬がつまらず、つまりデッドスペースがある。
ひどい物になると、3本ある根っこの神経の管が1本しか薬が詰まっておらず、残りの2本の
神経の管は「がらんどう」だということです。こういう歯は今は症状がなくても、根っこの先に
慢性炎症があり、いつ痛みや腫れがでるかわからない、といわれています。今のところ何の
症状もありませんが、すぐに再治療しなければいけませんか?
アメリカでは根管治療した歯は全く問題なく、一生そのまま自分の歯として使えると聞きます。
ただし、費用はべらぼうにかかります。
来年には日本に帰国予定なのですが、日本でもアメリカと同様に根管治療できるのでしょうか?
また、健康保険でできるのでしょうか?
また、子供にシーラントを勧められています。すぎもと歯科ではシーラントはされていないという
ことですが、どうすればいいですか?

A 日本の歯科医療をばかにしてはいけません。
確実な根管治療は日本でも受けられます。ただ、恥ずかしながら、馬鹿にしないといけない
歯医者さんがいるのも確かです。
すぎもと歯科でも、クラウン(冠)をやり直す際80%以上の割合で根管治療をやり直します。
すぎもと歯科では、できるだけ再根管治療前後のレントゲンを患者さんに見てもらうようにして
います。患者さんが見ても、根管治療の出来、不出来はわかります。こんな事を言うと、すぐに
健康保険制度のせいにする先生もいます。そういう考えの先生は以前の東京の先生のように、
健康保険を扱わず、自費診療だけで確実な治療を患者さんに提供すればいいんです。患者さん
に見えないからといって、いいかげんな根管治療を見る度に腹が立ってしかたありません。
腹がたつといえば、また近くの「あの先生」が治療した歯に「虫歯の取り残し」がありました。
いまのところ、90%以上の確立で、奥歯にプラスチックを詰める治療の際、「虫歯のとり残し」
があります。若い先生だから目がわるくって、、ということもないでしょうし、これはもう、故意と
しか考えられません。
むかしはこういう「虫歯の取り残し」を「貯金」と読んで、(虫歯が)大きくなって(利子がついて)
帰ってくるのを待っていた歯医者さんもいたそうです。
以前その先生にかかっていた、すぎもと歯科の衛生士さんの子供さんも、すべて治療をやり直
さざるを得なく、衛生士さんもかんかんです。
話がそれました。あなたのケースですが、来年帰国されてからの治療でいいと思います。
その際、診てもらう歯医者さんに「アメリカで聞いた話」をしてください。「治療後」のレントゲンを
見せろ、とは言いにくいでしょうが、心ある先生なら現在の状態、治療後の見通し、など長い
スパンの話をしてくれると思います。
子供さんのシーラントのことですが、適切なケースに適切な施術、そして管理さえしっかりで
きれば問題ありません。アメリカでも日本でもしっかり相談の上、するかどうかきめてください。